844 名前:
Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2012/01/25(水) 03:00:27.18
俺が幼稚園年少ぐらいの頃、親父の仕事の関係で、ロッテ関係の仕事の人からビックリマンシールを大量にもらったことが何度かあった。姉貴は自分ばっかりスーパーゼウスとかを取って、俺にはカスシールばっか渡してきてた。
文句を言おうにも五歳上の姉貴が怖くて、言えず仕舞い。しかし頭にきた俺は、姉貴の留守中に姉貴のレアシールをとって隠してやった。
帰宅して自分のシールがなくなってる事を知った姉貴は親に俺がとったんじゃないかと言うが、親は姉がなくしたんだろと相手にしなかった。
そこで姉は俺をこっそり呼び出し……
姉「ねぇ弟ちゃん、本当にお姉ちゃんのシール知らないの?」
俺「んー、ちらないよ」
姉「本当に~? どっかに隠したとかしてない?」
俺「ちてない!」
姉「あーあ、お姉ちゃんほんとは弟ちゃんにシールあげようと思ってたんだけどなぁ、なくなっちゃって残念だな」
俺「え?」
姉「独り占めはやっぱりよくないからあげようと思ってたんだけどなー」
俺「……でも、うそついたから……おこられる」
姉「本当のこといったら、誰も怒らないんだよ! パパとママにも内緒にするし」
俺「ほんと?」
この時点で自分が取ったと白状してんのに幼かったから気づいてなかった。
俺「あんね、あのタンスの下の隙間にシールをいれたの」
姉「とったの全部そこに?」
俺「うん( ^ω^)」
姉「ママーーー、やっぱり弟ちゃんが隠してたって白状したーーー!」
俺「!!!!」
結局親に怒られて、泣いた。けど、勝手にとったの悪いことだけどレアシールを独り占めしてゴメンね、って姉貴が俺に半分レアシールをくれたのが、とても嬉しかった。
今でもこの時のやりとりとかは姉弟での笑い話になってるし、今でもその時もらったシールは一枚だけだけどなぜか残ってる。
姉との日常会話(荒らし禁止)第63話